第1章

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テスト明けの月曜日、私はピンチを迎えております…!! 「んじゃあ、球技大会の団長、 今野と高澤、 よろしくな」 テストが終わり、次のイベント事は球技大会だ。球技大会と言ったら、ある意味盛り上がるのよね そんなイベント事で、なんで私が… ……団長なんて何すればいいのよっ 私、運動神経なんてないのに…!! 絵莉に、微塵もないと言われたことがある。特に球技に関しては。 そんな、私が、何故…かと言いますと勿論クジ引きの運命です。 大きなため息が出る。 休み時間になり、絵莉が来る。 「加乃、どんまーい」 「…顔が笑ってる」 「あはっ まぁ、でも球技に出ないで指揮だけしてれば良いんじゃない?一石二鳥じゃん」 「そんなこと出来ないでしょ…」 「でも…加乃一番苦手じゃん バレーとソフトボール。 出るだけで恥知らず…て、ごめん」 「もぅ、絵莉酷いな…私だって出たくないよ~ なんでこの世に球技大会なんかあるの」 やりたくないです…
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