第1章

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そして放課後、私と今ちゃんは集まりに出ていた。 「6組女子はバレーとソフトボール…に参加します」 やる気なんて無くて、正直めんどくさい。 球技大会の種目を4つから選んだ結果、私たちはその2つになった。後、サッカーとバスケだったのだが、うちのクラスはバレー部が強いメンツだったからすぐに決まったのは嬉しかったんだけど 私…やりたくねぇっす 「高澤?聞いてる?」 今ちゃんが私の肩を叩く。 「あ、ごめんなさい」 「エントリーするメンバー明日中だってさ」 「明日…マジっすか」 「ごめんねー、慌ただしいけど皆んなよろしくね」 「後、この学校の特徴でもあるんだけど、一応優勝した組には景品ありだから毎年気合い入ってるから 団長さんも盛り上げられるだけ盛り上げてね」 と、先生がいう。 …そうだったんだ…景品あり 「6組、頑張ろうな!景品が気になるけど」 今ちゃんが話しかけてきた。 「だね、でもショボそう…」 集まりが終わり、昇降口まで歩く。
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