第1章

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俺は、瑠川 琉輝(ルカワ ルキ)だ。 今現在、学園の姫とやらに好かれているらしい… なぜ俺かはわからんが… 「琉輝せんぱ~い!」 何か呼ばれてるが無視だ 聞き間違いに違いない。 「姫~!」 「今日も可愛い!」 あぁ、言い忘れていたがここは男子校だぞ? もちろん。読者様が期待してるような王道も生徒会もいるぞ まぁ、作者に聞いたがその学園の姫とやらが巻き込まれるらしい。 「ちょっと!琉輝先輩!無視しないでよ~」 「離れろ!半径10m以内から近づくな!」 「え~。やだ」 こいつ、学園の姫とやらの名前は… 忘れた 馬鹿でいっか 「離れんか!馬鹿!」 「馬鹿じゃないもん!僕の名前は、春風 春だもん!」 だもん、とかきもいぞ… 思い出した。春風 春、何個春がつくんだ!って思ったことがある 「「春ちゃーん!!」」 春風 春が後ろを向き、心底嫌そうな顔をしている 見た事はあるが、誰だっけ? 「なに」 …春風 春よ、声が低いし冷たいぞ 「春ちゃんに会いに来た!」 「春ちゃんがいたから!」 その2人(双子?)は、春風 春に抱きつく 痛そう… 「来なくていいし。てか今僕、超忙しいんだよね!」 「忙しくないじゃん?」 「何でそんな事言うの~?」 めんどくなりそうなので、俺は退出する いや、しようとした! のに、誰かに腕引っ張られて抱きしめられている…? え、どういう状況? 「僕は、貴重な琉輝先輩の時間を今独り占めしてんの!だから忙しい!てことで帰って」 まて、まつんだ春風 春よ そんな事言ったら、双子泣くんじゃないか? 「そう、そいつは誰?」 「僕達より大切なの?」 何かこの双子怖いし 「仕事と私、どっちが好きなの!?」みたいな感じになってる 「当然じゃん!琉輝先輩の方が大切に決まってんでしょ」 え、そこは双子じゃないの? 俺、被害者… 「ねぇ、お前。僕達に喧嘩売って良いと思ってんの?」 喧嘩売ってない… 「僕達、生徒会なんだよね」
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