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「こっくりの件もそうだけど
この探偵事務所ではね
そうした怪異やオカルトが専門なんだよ。」
「怪異など不思議な事がこの世には溢れるほどある
怪談話や都市伝説、七不思議、そうした怪異達はちょっとしたきっかけで今この時だって起こっている。」
「それら怪異にまつわる不可解な事件を解決するのが僕のこの探偵事務所の仕事さ
とにかくテストの結果、君は僕の助手に合格だよ。」
「そこで早速だけど、今から僕と一緒に付いて来てもらえるかな?」
「今からですか…?」
さすがに、母にアルバイトの事を話しておかないと、まずいよなぁ…
僕の顔色を察したのか、幽亮さんが言う
「無理なら仕方が無いから止めないけど…
でも、もし今すぐからやってくれるなら特別手当とかも出すんだけどな~」
えっ、特別手当ってことは早速の高額収入のチャンスなのでは!
僕の頭の中で凄まじい計算を巡らせ言った。
「行きます!
是非、僕もお供させて下さい!」
だけど、これが…
あんな恐ろしい事件の幕開けになるなんてその時の僕は知るよしもなかった。
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