3話

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ーーーーーーーーーーーーーーー 何も言えなかった。 あの日から一週間経った。 私はもう 柳田くんとすれ違っても挨拶すらしなくなった。 柳田くんにタイプじゃないと言われる前までと あまり変わらない現状。 なのに 心にぽっかりと穴が空いたように思うのは なぜだろう....? 今日も私は いつも通り会社にきて普通に仕事をしている。 午後からは来客がある。 お茶や茶菓子を出す準備をするのも私の仕事だ。 私は給湯室へ向かった。
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