3話

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「えーっと....どこだっけ。」 私は湯のみ茶碗を探していた。 「あったわ。」 私は棚に手を伸ばした。 その時 急に部屋全体が揺れ出した。 地震だ!!!! 「キャー!」 私はとっさに叫んだ。 部屋の外からも沢山の悲鳴が聞こえてきた。 揺れはどんどん激しさを増す。 立っていられない程になった。 私はよろけて足元に落ちていた空き瓶に乗っかり 転んでしまった。 その拍子に机に頭を打ち付け 私は気を失った。
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