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「お前が行ったときに、また地震が起きたらどうする?
二次災害が起きるぞ。」
「でも給湯室は近いですし、俺は大丈夫です。」
「お前は…。」
原主任は呆れていた。
「すみません。15分で戻ります。」
俺は給湯室へ向かおうとしたが腕を掴まれた。
振り返ると石貫の連れがいた。
「彩花を連れてきて。お願い…。」
「給湯室にいるのは石貫か?」
石貫の連れは深く頷いた。
「わかった。すぐ連れて戻る。
安心しろ。」
石貫の連れはゆっくりと手の力を抜き
俺は給湯室へ走った。
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