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恐るべしおれの妄想力。妄想ならだれにも負けない自信あるもんなー。さすがだなーおれ」 つっぷしたままうわごとをぶつぶつとつぶやいた。 わたしはノートパソコンをテーブルに置き、エクセルを立ち上げた。 「じゃ、一緒に使い道を考えましょうか」 「了解」 額は赤いが、ひとまずご主人さまはわたしと同じ現実に戻ってきたようだ。 「まず、家買おう家。いくらくらい?」
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