0人が本棚に入れています
本棚に追加
「最近はお互い忙しくなっちゃったもんね!」
「そーなんだよねー」
結衣は宏樹と付き合ってから、
そっち優先の生活になっていった。
わたしは結衣達が付き合ってから、
バイトを始めて忙しくなった。
「優音がバイトない日って結構珍しいよね!」
「ごめんね、いつも一緒に帰れなくて…」
もちろん、バイトがない日は
わたしを優先してくれる結衣。
宏樹の部活の応援へ校庭に行ったり
ぶらぶら都内を歩き回ったりしてのんびり過ごしている。
「じゃあ今日は
とことん付き合ってもらうからね!」
天使の笑顔を見てすぐに予鈴が鳴り、
担任の声でHRが始まった。
最初のコメントを投稿しよう!