第1章

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「最近はお互い忙しくなっちゃったもんね!」 「そーなんだよねー」 結衣は宏樹と付き合ってから、 そっち優先の生活になっていった。 わたしは結衣達が付き合ってから、 バイトを始めて忙しくなった。 「優音がバイトない日って結構珍しいよね!」 「ごめんね、いつも一緒に帰れなくて…」 もちろん、バイトがない日は わたしを優先してくれる結衣。 宏樹の部活の応援へ校庭に行ったり ぶらぶら都内を歩き回ったりしてのんびり過ごしている。 「じゃあ今日は とことん付き合ってもらうからね!」 天使の笑顔を見てすぐに予鈴が鳴り、 担任の声でHRが始まった。
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