宝くじ

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「ヨッシ~!!」 あ、カナミ……。 「ヨッシ~ツイてるよ……。 1つ違うだけでハズレだもん!!」 カナミの番号は、 私の1つ前の番号……。 「いいな~、 ヨッシ~だけ……。」 「半分こしよか?」 「あぁ、いいよ!! 単なる冗談!!」 カナミは薄ら笑いを浮かべて、 両手を振った!! 半分こは、イイらしい……。 「そっ! じゃあ、また明日!!」 私は、カナミの方を見ながら、 手を振っていたら、 ガクンと、地面があると思っていた高さより、 低い所に足がついて、 私は、コケてしまった!! 「きゃあ!!」 カナミは、 ちらっと、 嘲笑を浮かべた!! が、すぐに、 「ヨッシ~!!」 と、叫びながら、 駆け寄って、 私を捕まえてくれた!! 「良かった……。 階段から、 落ちないで……。」 階段!? 振り返ると、 足元に急な階段が見えて、 私は、へたりこんだ。 こんなところに階段なんか、 有ったんだ……。
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