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右足をちょっとひねったみたい!!
足を引きずりながらも、
無事に家に帰りついた。
ほっと一息ついたら、
カナミの嘲笑を思い出す!
ヨッシ~なんか、
死んじゃえばイイ!!
とか、
半分こだなんて!!
バカにしてる!!
とか、
ヨッシ~が死んじゃったら、
あの宝くじ、
私がもらう!!
という、
カナミの嘲笑の裏の声を
私は想像して、
怖くなった!!
夜中……2時……。
突然目が醒めた!!
あれ?
身体が動かない!?
誰かが、
足元にいる!?
右足がキリキリ痛む!!
誰!?
眼だけが動かせて、
身体がピクリともしない!!
誰!?
人の形をした黒い固まりの眼が、
ギロリと憎々しそうに睨み付けている!!
いやーぁ!!
声も出ない!!
必死に声を出そうとしていたら、
やっと、
「や……ヤメテ!!」
ふっと、
金縛りが解けた。
怖いよ……。
私は泣き出した。
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