体育会(一年時)

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あ、私練習の途中で倒れたのか…。 ん?でもどうやって保健室に来たんだっけ?私が1人で考えていると、保健の先生が言った。 「美波さんを運んで来てくれたのは颯斗くんよー。血相を変えてね、『先生こいつ急に倒れたんです。朝から具合悪そうだったから心配して見てたんですけど…俺もう行きますから後のことはお願いします!』って言ってたわよ。でも心配しなくても大丈夫よ。疲れがたまってたのね。今日は家でゆっくり休みなさい。」 私はその言葉を聞いてびっくりした。そして心が温かくなった。あの颯斗が私のこと見ててくれてたなんて…。正直嬉しい。まぁあんな奴だけど後でお礼言っておかなきゃ。 私は保健の先生にお礼を言って教室に戻った。 教室に戻ると由香がすぐに私に気づいた。 由香「美波!もう大丈夫なの!?」  美波「うん!平気だよ!疲れがたまってただけだって!心配かけてごめんね?」 由香「あんたが大丈夫なら良いけど。」
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