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そのシズの様子に、フィエンドは不安を感じている場合ではないと慌てて、何処かへ行こうとするシズを捕まえる。
「待て、シズ。何処で何を練習してくるつもりだ」
「フィンは色んな人としてて慣れているんでしょう? だから僕も練習してくる!」
「いいから落ち着くんだ、シズ! 今、自分が何を言っているか考えるんだ」
「えっと、えっと、フィンに満足してもらうために、練習を……」
「俺は、シズの初めてが欲しい!」
「え! あ、あ……そう、か。そう、だよね……ごめん、フィン、でも……」
「満足させるとかそれはいい。俺がシズの体を俺好みにするから」
「ええ! あの、フィン……あ」
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