38人が本棚に入れています
本棚に追加
「妹のスルースキルが高くて辛い……。」
「お姉様が……。
全く、何を考えてるんだか……。」
ミルは呆れてため息をつくと、水色がかった銀の長い髪をいじる
「魔法陣、もう破壊できないの?」
「はい、ほとんど完成しているようで……。
それに、私たち使用人が破壊するなんて……。」
答えながら、ルルゥは目を下げる
そんなルルゥを見ながら考え事をしていたミルだが、1つため息をつくとドアへと歩く
「まぁ、もう完成してるなら仕方ないか。
とりあえず、地下でしょ。
ほら、いくよ。」
「え、このまま置いていくなんてないよね?
ないよ…………ね?
……まっっっってぇぇぇぇえ!!」
最初のコメントを投稿しよう!