騒がしい朝

3/12
前へ
/30ページ
次へ
「妹のスルースキルが高くて辛い……。」 「お姉様が……。 全く、何を考えてるんだか……。」 ミルは呆れてため息をつくと、水色がかった銀の長い髪をいじる 「魔法陣、もう破壊できないの?」 「はい、ほとんど完成しているようで……。 それに、私たち使用人が破壊するなんて……。」 答えながら、ルルゥは目を下げる そんなルルゥを見ながら考え事をしていたミルだが、1つため息をつくとドアへと歩く 「まぁ、もう完成してるなら仕方ないか。 とりあえず、地下でしょ。 ほら、いくよ。」 「え、このまま置いていくなんてないよね? ないよ…………ね? ……まっっっってぇぇぇぇえ!!」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加