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【混血種】の寿命は平均200年前後。 【純血種】は見た目の年齢は人それぞれであるが、 何百年も同じ姿であるためおそらく不老である。 それに対し【混血種】は吸血鬼になった時点で時間が止まるようだが、 吸血鬼の血が薄まるほどに人に近くなり(味覚が人に近くなる、治癒力が下がるなど兆候が出る)、やがて完全に人に戻り年を取り始める。 その場合再び【純血種】の血を取り込めば【混血種】に戻れるのだが、【純血種】には気まぐれなものが多いためそういったことは珍しい。 【純血種】ほどではないが【混血種】の治癒力も高い。 だが大きな傷を負い、治癒が間に合わなければ死に至ることもある。 吸血鬼の血に耐えうる者が吸血鬼の血を体内に取り込むと【混血種】になるのだが、そういう人間の血ほど吸血鬼にとっては甘美に感じるらしい。 しかしそれ以上に愛した人間の血は甘美に感じるらしい。 他の人間の血の味を感じることが出来なくなってしまうほど。 また人間にとっては吸血行為は性行為以上の快感を与える。 そのため人間との恋は禁忌とされ、犯してしまった者の結末は2つと言われている。 理性を失い本能のままに愛する人間を死ぬまで貪り続けるか、 愛の為に飢えを選び死を選ぶか。
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