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「わ、私はっ…その、気づかれなくても…あ、あのあのっ…輝いてきたって、言われたのですごくっ…嬉しくて…!!だからふふ服装なんて別に…!!」
自分でも何が言いたいのか分からない。案の定、焔はポカーンと、口を開けて怪訝な目をしている。
「…やっぱ焔さん馬鹿ですね。最初と何にも変わってませんよ。日本語らしいこと言えないとことか。」
さっきまでの可愛さはどこにいったのか、渚くんはすっかり毒舌が復活していた。
私の目に軽く涙が浮かぶ。
「おい、渚。さっきから人のこと馬鹿馬鹿言ってんじゃねぇよ。夕飯抜きにされてぇのか。」
「なっ…大人げないですよ!!」
「こういうときばかり子供ぶってんなっつぅの。てか、こんな場所でいつまでも話すのやめようぜ。明日には出発すんだから、色々相談しなきゃだろ?」
まだきーきー言っている渚を焔は適当にあしらって部屋に向かおうとする。
そっか、明日はいよいよ旅が始まるんだ。困っている人を救い出す旅が。
「あ、その前にさ、美琴、武器を買ったんだけどまだ使い方分かんないんだ。渚、あんた教えてやってくんない?」

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