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《第２章・愛のかたち②》
サイン会も無事に終わり美和の気がかりは記憶にないあの夜の事。
だいたい何があったか察する藤永はニヤニヤと余裕気な顔で受け流すが。
初な美和には…
記憶にない美和には…
服の行方が気になるらしく。
夏休みは後少し。
平穏な毎日に戻りつつある美和だが、
少しずつまわりの環境は変化しつつある９月。
松本に無理やり抱かせたあの女には憎しみと、
美和を守ろうとあの女の要求に応じた松本へせつないまでの愛情。
↓
愛される女への一歩だった。
新学期良し悪し美和にあたらしい風がふく。
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