0人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女が先に話し出した。
「もうすぐ夕食の支度をする為に
部屋に人が来るよ」
「そうか・・・そうだね」
「うん、だから・・・我慢して」
「この状態から引き返せるかな・・・」
「引き返して」
「それじゃ、キスだけ・・・ 」
と言って顔を近づけると、
両手で俺の頬を挟んで動きを止めながら首を左右に振る。
「キスだけじゃ我慢できなくなるから・・・」
と言った。
「だから、我慢するの」
と更に言った。
最初のコメントを投稿しよう!