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ルチアの反対側には、一言で言うと2mに軽く届くだろう二足歩行のドラゴンがいた。
ボクの世界ではドラゴニュートと呼ばれていた。
並大抵の魔法では傷一つつかない頑丈な漆黒の鱗の上に武骨な鎧を身につけ、
傍らに巨大な鍛え上げられた逸品だろう大剣を置いている。
その背の羽はルチアのような美しさより力強さを感じさせる。
「我が名はジークベルト。主に創造された我が身、主を守る為の盾となり敵を切り裂く剣となりましょう」
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【竜人‐ジークベルト‐】
〔体力〕【1000】
〔魔力〕【800】
〔攻撃〕【900】
〔防御〕【900】
〔知力〕【500】
〔敏捷〕【250】
〔属性〕【闇、風】
〔称号〕【武人】【忠誠を誓う者】
〔スキル〕【武器練度Lv.6】【魔法練度Lv.2】【竜化】【威圧】【忠誠心】
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▽〔称号〕詳細
【武人】
武器練度がLv.5以上の者に与えられる称号。
▽〔スキル〕詳細
【武器練度Lv.6】
このレベルが高ければ高いほど、HP消費を抑えられ、次の動作にかかるタイムラグが減る。
【竜化】
強大な竜の姿になることが可能。
【威圧】
格下の相手にプレッシャーを与え、稀に行動不能にする。
ボクやティターニアのルチアは魔法に特化しているから、接近戦を得意とするだろうジークベルトの存在はありがたい。
二人が仲間になってくれるなら心強いことこの上ないね。
「ルチア、ジークベルト。これからよろしくね」
「「ハッ」」
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