第二章 ダンジョン作成

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やぁ!昨日モンスターを一通り見て、ご飯を食べずに雑魚寝しようと思ってたファイだよ! 結果的に言うとご飯食べて、生活環境セットを作成してベットで寝ました。 何故かって…? ~回想~ さて、そろそろ寝ようかな。 召喚出来るモンスターが結構多くて時間かかっちゃった。 「マスター?そのような所で何をなさるおつもりですか!?」 床に横になろうとするとルチアが悲鳴まじりに問いかけてきた。 さっきまで素振りしてたはずのジークまでこっちを物言いたげな顔で見ている。 「何って、寝ようかなと…」 思って、と続くはずだった言葉はルチアによって遮られた。 「マスターがそのような所でお休みになられる!?駄目です!絶対に!」 「主、我もルチア殿と同意見にございます」 そこから二人の猛反対にあい、 最終的にはポイントを消費してパンを食べた…二人に見守られ(監視され)ながら。 そして、一番ポイント消費が少ない生活環境セットを作成してベットで寝た。 ~回想終了~ 生活環境セットでお風呂、トイレ、キッチン、寝室が新たに備え付けられた。 ベットで寝たボクを見て二人はとても満足そうだった。 …なんか悔しいけど、こんな風に誰かに心配されるのがくすぐったくて胸が暖かくなった。 こんなことされたことは無いけど、母様や父様みたいだな、と思ったんだ。
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