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孤独な彼は、もうその世界にはいない。
突如消えた彼に周りは、次の魔族との戦いを考え恐怖した。
孤独へと追いやった周囲は、彼が居いなくなったことで初めて彼の存在の大きさを知ることになる。
世界から消えた孤独な彼は…
「……ここは、どこ…?」
知らない世界の知らない部屋で目を覚ます。
さぁ、いったい彼はどのような選択をするのだろうね?
孤独な彼…ファイに幸が訪れんことを願おうか。
それでは、そろそろ私は失礼しよう。
ん?私かい?私は…そうだな、ただの語り部だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
いや、なれなかったモノの末路といったところか…
では、また縁が巡り会うその時までしばしの別れだね。
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