第1章 目覚め

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声が聞こえなくなると、部屋の中央に手のひら大の青色のクリスタルが現れた。 空中に浮いてるってことは、浮遊の魔法? てことは魔器の類いかな? 『ダンジョンマスターを確認。 登録……完了。 はじめまして、マスター』 脳に機械音声が聞こえてきた。 多分目の前のクリスタル…さっきの声が言うにはコア?が話しかけてきた。 『私はマスターのサポートを担当するダンジョンコアと呼ばれるモノです』 やはり、コアであってたらしい。 色々仕組みについて聞きたいけど… 「とりあえず、早速だけどダンジョンやモンスターについて説明してくれるかい?コア」 情報が無いと行動しようにも出来ないからね。 『承りました。 まず、召喚できるモンスターですが、マスターのレベルに依存します。 マスターのレベルが上がる毎に高ランクのモンスターを召喚することが可能です。 そして、召喚されたモンスターはマスターに絶対服従がデフォルトされます。 尚、ダンジョンモンスターは食事を必要としません。 食事をすることは可能ですが、しなくても問題はありません。 モンスターはDPを消費して召喚することが可能です。還元する場合、召喚にかかったDPの半分が返還されます。 DPはダンジョンの侵入者を撃退または殺害することで、野生のモンスター等の場合殺害することで手に入ります。 他にも、マスターがなんらかの条件を満たすことでDPが手に入る場合があります。 ダンジョンの名称や危険度は侵入者の認知度等によって変化するためにマスターがダンジョンの名称を決めることは出来ません。 また、ダンジョンの作成等はマスターが声に出して指示して頂ければこちらの方で処理することも可能です。』
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