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カメラが私を捉えたように、先輩がまた、私の心を捕らえて、写真と一緒に縫い付けた。離れることはもう出来ない。
「先輩、責任取って下さいよ」
「えっ?何のこと?」
わざとじゃないかと思うほとの惚け顔につい、笑ってしまう。
すると、先輩の顔がみるみる赤くなる。私も負けじと赤くなっていると思う。
心地よい風が私たちを撫でていった。
これは先輩と私、白川緑の現代の恋の物語。
―――――――――――おわり。
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