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人は、何故生まれたのか。
その議論は生きてきた中で数え切れない程観察してきた。
だがそれに答えを出した者など居はしなかった。
それは知ろうとしなかったからでもあるだろう。
そっちの君の方はどうかな?
もうすぐこの命は消えてなくなると思う。
でも君の糧になるつもりは早々無いさ。
最期まで足掻く事を止めはしない、それが生きているという事だろう?
そして君は生きている限り命を奪って行く。
君が選んだ世界と、こっちの世界・・・果たしてどうなるかな?
もう少しで君の世界に繋がる。
そこに最後の希望になってくれると信じて、誰かを送ろうと思う。
どうするかは君の自由だ。
どうなるかはその人達次第さ。
それが、死に行く事で人類に未来を託した最後の役目だ。
さぁ、共食いも佳境だ。
追伸・・・君が送って来た者はまだ、見付けていません。
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