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「これが僕の全てだよ」
リュークは何も言わない
「リューク僕はね、あの日から人に触られると…」
思い出すんだ
触られるのが嫌な訳じゃない
ただ今回の場合はリュークが僕のことを好きと言ってキスをした
多分そのせいだろう
リュークはゆっくり僕の頬に触れた
冷たい
でも暖かい
「そうか…生憎俺はお前の居た世界には行けないと思う。だからそいつらをどうすることも出来ないがこの世界でお前を幸せにしたい。愛したい。愛おしい」
何故だろう…リュークの言葉が
「ありがとう…っ」
涙が止まらない
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