水虎

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『ぐおううううううっ! ぐふぐふっ! ぐうううううううっ 』  水虎はもがき苦しみ、やがて体が薄く透明になったと思ったら、すっと消えた。 「終わったかい?」  雅の背後から誰かが話しかけた。   「ああ、小父さん、終わったよ。」  こうして水虎は霧散され、雅の学校の平和は保たれた。              完
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