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「そんなの……綺麗事」
案の定。
「ンンッ……アアッ……!」
「我慢してたんだ。思い切り逝くといいよ」
弱点を晒したまま
拒絶する手を押えこまれ。
「僕のお口の中いっぱい」
「和樹っ……!」
すぐに
えもいわれぬ快感の波に飲み込まれた。
「ハアッ……ンッン……和樹っ……」
握られた手首が痙攣し
爪先まで震える。
「ダメだ……俺もうっ……」
木漏れ日の間からまだ日の高い空を仰ぐ。
和樹はいつまでも俺を放さなかった。
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