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8月29日
俺は今日から、１週間夏休みをとってる
家の中の掃除をしたくて、色々片付けていた、
押し入れの中を掃除していると、
ｶﾞｻｯ。
「いってぇ。」
なにかと思い、落ちてきたものを手に取ると、
アルバム。
俺は不意に、ページを開いていた。
両親が写ってる写真はほとんどない。
俺が5歳の時に殺された
確か、その日は実彩子と遊園地に行ったんだよな
実彩子も…。
この世界にはもういない。帰ってこないんだ。
実彩子は…いや。実彩子も殺された。
あの日。
置き手紙があった。
そこには
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SOS
ごみはすてといて
綿棒置きっぱなしほ
んとだらしない
ねぇ
みっともないから
伝えとくね
ひどいからもっとしっかりしてね。
ロールケーキ置いとくから食べてね
私
はふつかか
ん
新潟いくからごめ
んね
捕まえてくる。
実彩子
こいつは何を書いていたのか、よく分からない。でも、東京で彼女は殺されていた。親が殺されたときと、同じ銃で。
あのときに戻れたらな。なんて冗談混じりに思っていると
「戻りたいか？」
「えっ、」
「日高光啓君」
日「戻りたいですけど、」
「分かった。」
日「ってかあんた誰だよ！」
妖「妖精だ。」
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