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大人の日高side
目を開けた。
えっ、
マジかよ。ここ俺の実家。
「父さん。母さん。」
すると
過去の日高「行ってきまぁす?」
日母「気を付けてね?」
過日「はーい?」
日「俺は。ここにいよう」
過去に戻る前妖精が言ってた。
変えられるのは1回だけと。
日「父さん。母さん。ごめん。俺もっと変えるべき過去があるんだ。5歳の俺じゃ守れないよ。」
そして、ニュースで言われてた両親の死亡時刻。
ピーンポーン。
はーい。
ガチャ
あー。
○○さん
はっきり聞こえた。
浦田。嘘だろ。止めてくれ。
浦?「ムカつくんだよ!」
日母「なにも悪くないです!光啓はなにも悪くない」
日父「ほんとだ!実彩子ちゃんとは幼なじみなんだ!それの何が悪いんだ!」
浦?「そうだよ。仲良さそうにしてるよな。それがムカつくんだよ!いねぇのか?二人は」
日両「いない。当分帰ってこない。」
浦?「嘘をつくなぁ!」
グサッ。グサッ。グサッ。グサッ。グサッ。グサッ。グサッ。グサッ。
俺は、その場を見れなくなった。
「信じらんねぇ。」
そのあと
バンッバンッバンッバンッ
何回刺されて何回撃たれたのだろう。
犯人がこの場を去りもう一度戻った。
人じゃなかった。
俺らが仲良くしてるから。
これは誰にも言っちゃいけないな。
ごめん。
俺、父さんと母さん守れなかった。
ごめん。
誰にも届かないのはわかるが、涙が零れてきた。
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