第二章 一日目

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えっ? 青にキスされた…? 驚いていると、 「美海。ごめん…キスして…」 青が土下座して謝ってきた。 「はっ!?」 「我慢できませんでした!」 「っ~」 恥ずかしさで、顔が真っ赤になる。 「美海?」 いつの間にか青が立ち上がっていて、私の顔を覗きこむ。 「真っ赤だね~美海。」 「だっ誰のせいだと思ってんのよ!!このバカー!謝るくらいならキスなんかすんな!!」 悔しくって涙が出る。 「ちょ、美海?」 「先、教室戻る」 小走りで資料室を出て教室に向かった。
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