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教室につくと
「美海ー」
「雨依!」
「桐田と掃除終わったの?」
「ん。でもね、キスされた…」
「はぁ?」
「あとで、話す。いま授業中だもん」
「サボるよ。仁ー。」
「んだよ。雨依。」
幼なじみの葉山雨依が私の幼なじみであり、雨依の幼なじみであり彼氏の間野仁がやって来た。
「サボるから。」
「俺も、」
「来なくていい。美海のはなしきくんだよ。」
「大体美海関連は、青が関わってんだろ。」
「仁さすが!!」
「雨依に言われたくないし。」
「なんだとー!」
「ストップ。美海が泣きそうだぞ。」
「美海?」
「ごめん…あのときのこと思い出した…」
「美海、カフェ行こ。仁。私と美海のカバンをもってカフェに来て」
「了解。」
私は、雨依と仁の声をききながらあのときのことを思い出していた。
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