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「玲夢、大丈夫?」
「ん、だい、じょーぶ」
晴希さんはふわりと微笑むと、触れていた手や指の動きを速める。
それと同時にキスも呼吸を忘れるほどの激しいものに変化していき……
「んんんっ……!」
あたしの身体は一気に昇り詰めた。
そしてあたしの唇をちゅうっと軽く吸ってから離れた晴希さん。
「あー、やべ」
「何が?」と訊きたかったけれど、息が上がって言葉にならなくて晴希さんの瞳をじっと見つめる。
それに気づいた晴希さんは、小さく息を吐いた。
「そんな瞳で見んなって」
「……え?」
「マジで、我慢できねぇんだって」
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