甘い罠

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この体勢は晴希さんの体温を直接感じられるからか、凄く安心する。 はぁ~~っと息を吐くと、晴希さんはあたしの顔を覗き込んできた。 「どうした?」 「このままずっとくっついていたい」 「ん。俺も……」 晴希さんはそう言うと、あたしの腰に手を回してぎゅうっと抱き寄せる。 密着した肌がやけに熱く感じられて、さっきまでの行為を思い出させて頬が熱くなる。 「あー、やべぇ……」 「何が?」 「また、抱きたくなってきた」 「ええっ! だ、だめだよ!」
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