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「何でそう思ったの? あたしは嬉しかったのに」
だからそう訊いてみる。
そしたら一気にぱっと顔が明るくなって、テーブルに身を乗り出してきた。
「マジで!?」
「ひゃっ!」
一気に顔の距離が近くなって、それと同時に鼓動がどきんっと大きく跳ねる。
「晴希さんっ、どうしたの!? なんか変だよっ」
「あ、わりぃ」
激しく動いている心臓の音を隠すように言ったあたしの言葉に、今度はしゅんと身体を縮こませる。
なんだか晴希さんらしくない。
でもこういう姿もかわいくて好き。
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