不安

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けれど、 「何?」 「え」 「誘ってんの?」 晴希さんに火をつけてしまったらしい。 「ええっ!」 どこをどうしたらそうなるの!? なんて考えている間にも、晴希さんはあたしの腰をぐいっと引き寄せてまた振り返ったあたしに口付けてきた。 今度はさっきの触れるだけのキスとは違って、すぐに咥内へと舌を滑り込ませてきた。 ゆっくりと歯列をなぞり、舌を絡めながら舌先で刺激を与えてくる。 いつの間にか息苦しくなって、晴希さんの胸を押すとすんなり離れてくれたけれど、腰に添えていた手はいつの間にか膨らみを包み込んでいて、ゆっくりと大きく揉みしだく。 時々掌で頂きを掠めるから、身体の芯がじんじんと疼き出す。
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