お金を稼ぎませう。

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<ふれんどりぃふぁいあ> カランカラン… メイド「お帰りなさいませ、ご主人様♪」 時「ぅわっ、ガチメイドだwww」 馨「どうも、宇佐木さんからの紹介で来たバイト志望者です。」 メイド「…あぁ、マスターの言ってた双子か。こっちだ。着いてきな。」 満面の笑みで客を迎えたメイドは、しかしそれがバイトであることを知ると一変、いつもの男前な彼女に戻り、双子を奥へと案内した。 メイド「マスター、双子来ました。」 マスター「あぁ、いらっしゃぁい。君達がそうね。俺はマスターの鮫島勇。じゃあ、この書類に記入してくれる?」 時「はぁい。」 双子に勇から手渡された紙は、簡単な質問だった。 双子は黙々と記入していく。 2分後。 馨「書き終わりました。」 時「あ、俺もです。」 勇「はーい、えっとどれどれ…?」 双子の書き終えた紙に目を通した勇の顔は、すぐに驚きへと変わった。 勇「君達、ALBION!?しかも、馨…ちゃん?って女の子!?」 馨「はい。ALBIONリーダー、倖乃木馨、女と、」 時「補佐、倖乃木時雨、男です♪」 持参したマイガン、ヘカートとデザートイーグルを見せながら自己紹介をする双子。 勇は驚愕と困惑が入り交じった顔で自らの記憶と目の前の双子の顔を比べた。 勇「ALBIONの双子は戦闘狂の悪魔って聞いてたんだけど…。」 馨「……僕よりシグの方が戦闘狂ですよ。」 時「馨も十分そうだけどねー。」 間。 ギリギリギリ… 時「痛い痛い痛い!!ごめんって馨!!いやマジごめんなさい離して下さい!!」 勇「……………。」 勇はTGCでの双子との違い様に緑に似た何かを感じたという。 勇「とりあえず、制服に着替えてきてもらおうかしら。馨ちゃんはあっち、時雨君はこっちね。」 馨「……制服っていうとやっぱり…」 勇「馨ちゃんはメイド服よ?。」 馨「ですよね…。……はぁ…。いってきます…。」 時雨はコスプレコスプレ♪と楽しそうに、馨は肩を落として更衣室へと向かった。 このとき勇はまだ知らなかった。 このメイド喫茶で、あんな事件が起こるなど。
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