第3章 特別報酬仕事

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そして笑わなくていいのに、「ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ」 と、笑った。 ところで誰が洗面所の掃除をするのか…… それを終えた彼らは知らない。 私はため息ついた。けれど掃除を終えたパンジーが、 「ダッダッダッ」と、九階へ来るやいなや両手から突風 を出した。そして水諸共それらを吹き飛ばし、ゾンビの体 へ見事ひっつけた。ただし皮膚と肉が本人の物か甚だ疑問 だが、お蔭で洗面所は綺麗になった。 「皆さん。有難うございます。これで解散です」と、私 は感謝の気持ちで彼らを送り出した。しかし、どこへで しょう。 月島さん、悪しからず。 「頑張れルビー! ゾンビだって使いようよ」
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