第1章

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インターネットチャイルド(インチャ) 極稀に児童に見られる先天的な症状。 出産直後の性別確認の時に生殖器がないことが発覚もしくは生後2か月~5歳までの間に非凡な記憶力、計算処理力、思考力などの頭脳の超人的な能力そして人間性の欠けた言動および思考により発覚することが多い。どのような能力を持つかは個々であるがこの症状は18~25歳の間に自然に薄れ完全になくなる。それまでコンピューターのような頭脳をもちインターネットを生きる上で必要とするためインターネットチャイルド、もしくは略してインチャと呼ばれることが多い。 彼らは生殖器がなく顔、思考も中性的で性別がつかない。しかし大体の場合は女性としておくことが多い。 インターネットチャイルドは世界に200人程度確認されている。彼らは政府の研究所などで能力を有効活用される。インターネットがおおいに普及した今なぜインターネットチャイルドの需要があるのか明らかにはなっていないが、人間性との調和が他のコンピューターよりは取れているからではないかなどの仮説が多々ある。インターネットチャイルドは政府の研究所に勤めることを拒否できないのでインターネットチャイルドと明かさずに生きることが多いといわれている。そのため実際には1000人を超えているという論もある。 インターネットチャイルドになる原因は親とくに母体のインターネットの過度の利用にあると言われているが詳しいことは分かっていない。 インターネットチャイルドは自分自身を守るという目的の下インターネットチャイルド同士で集まり結束するということがあると言われている。しかしそれが原因で大勢のインターネットチャイルドが政府に見つかるということもあったという都市伝説もある。 初めて症状が確認されたのは2026年である。インターネットチャイルドはいまだ謎が多い症状である。
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