幸せのカタチ

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友人の結婚式に呼ばれた私はその場にいった瞬間、全部が変わった。 友人は華やかなドレスに身を包み、まるで人が変わったように感じた。 私はその姿を見て羨ましいと思うこともなく、ただただきれいだなと思うだけでした。 そんな結婚式の二次会で私は衝撃的な出会いをした。 彼と面識があったわけでもないが、なぜか惹かれてしまったのだ。 おそらく一目惚れに近いだろう。 見た目からすると年齢は同じくらい。 体格は細いが筋肉質なタイプだった。 自然と彼の言動を目で追ってしまう自分がいた。 そんな彼と知り合い、話しかけることに成功し、意外にも趣味があったりして話はトントンびょうしに進んでいった。 結婚式で理想の男性を見つけるなんて私はついているなと思いながら、その後もメールやLINE、電話を頻繁にするようになり、徐々に私たちの関係は深いものになっていった。 「付き合ってくれませんか?」と互いにいうこともなく、ただただ距離が近づいていって流れで恋人同士になった。 順風満帆とはこの事を言うのかな?とひとり考えていた。 恋人同士になって三年が経ち、同棲しないか?という話が飛び込んできた。 当時の私は大好きな人と結婚を前提に同棲することに期待を膨らませていった。 そして、ことは順調に運び二人の共同生活が始まった。
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