第1章 #2

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「こんなに幸せでいいのかな、私...」 「これから家に帰って 給湯室の 続きをやってもらえれば、 もっと幸せになれますよ!」 いたずらっぽい笑みをいっぱいに浮かべて 佑香を見つめる彼。 すこし顔を赤らめながら、 佑香は、 小さくうなずく。 「仕事終わるまで待てる?」 「佑香ちゃんのこと 食べられるなら、いつまでも!」 そこには、 あの、饒舌で奔放な彼が すっかり戻っていた....
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