負けない想いは辛く重くのし掛かる

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たくさんの時間が流れた たくさんの日にちが流れた たくさんの笑いが流れた たくさんの別れ話が流れた 自分は、また あなたに別れを告げてる。 依存心を持ち過ぎた自分は あなたの中に「理想のあなた」をみて必死に 「理想に近づけ」 煽る毎日。 その「理想」はあなたにとっても 「理想のあなた」ですか? 言葉にして上手く表すことのできない、あなたは態度にでてしまう。 言葉と態度と表情で表すことの上手な自分は まさに必死だった。 必死にあなたを 「守る」と云いながら実は 「潰す」ではないか? 自分は自分が上手くできないと、あなたのせいにしたり 上手くできる時は、例えあなたが態度露にしても あなたを「笑顔」に替えた。 そんな自分は、あなたの全てになり あなたは自分を放すことができないと…。 あなたとの日々は天国と地獄を、行ったり来たり。 まさに自分もあなたも、気づきたくないから気付かない振り だって何が悪いかなんて、お互い様としか言い様がないくらいに お互いに我が儘であり お互いを求めて、愛してた。 気持ちに気付くと恐くて仕方ない。 先が真っ暗闇しか見えない。 微かな光がいつ消えるか恐くて仕方ない。 ならば見て見ぬ振り 気付かない振り。 そうすれば笑っていられるか? 周りを犠牲にして笑うは続かない。続けたくない。 自分の責任は自分でとる 放せないなら、共に地獄へ堕ちよう。 自分は過去に言ったよ 「たとえ地獄に堕ちて底を這いつくばっても必ず這い上がる。自分の力で」 あなたは生きてください。 明るい未来永劫を目指して、決して振り返らずに 振り返った過去には、地獄の底を這いつくばり じたばたする、汚いものを見るから…見せたくないから 決して振り返らないでね。 棄ててきた過去を。
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