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彼女が消えて、自由な自分は楽になったか…?
ないんだな。
顔は笑ってたよ。
心はずっと締め付けられて、締め付けられ続けた心は
痛みを訴え続け、身体中の痛みやいろんな痛みを自分自身に与え続けた。
自分は酒を飲んでいた
忙しさにかまけて、疲れた自分は麻痺するために酒を飲み続けた
もうずっと長いこと
そう、彼女が居たときからずっと長い間飲み続けた。
苛立ちは彼女のせいだと、思い込んでた自分はセーブする必要をあまり感じなくなっていて、苛立ちは彼女にぶつけ続けた。
セーブする必要がないのは
「自分の言葉」
彼女に対して、言葉で彼女自身が
「自分が悪い」
と思い込ませてた。
彼女は孤独感が怖くて、嫌われまいと人生のほとんどを
「自分が悪い」と思い込むことで彼女自身を生かしてきた。
真実の愛情を求めて。
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