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彼女が消えて、自分は酒と金遣いが荒くなった
なのに、行動はほとんど今まで通りで、文句言う人間を叩き潰して歩いた。
自分は文句言われてると思い込んだ。
誰も悪くないのに、自分のすさんだ心は
「哀しいから、そんな行動をしないでよ」
叫ぶのに、気付かないフリして
真っ直ぐに歩いてるつもりの人生は小さな灯りの道しるべを失い、ぐちゃぐちゃに曲がりくねり自暴自棄になり
酒で誤魔化していた。
家族があまりに荒れた自分を心配するほどに荒れた。
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