出会いから動きを止めない歯車

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「彼女」との出会いは、何もわからないままの出会いだった。 ただ、寂しいと呟く彼女が気になっただけで言葉をかけて始まった恋。 本当に何もわからないままに、彼女になってください、と彼女を求めた時 自分は激しく酔っていて、半分は勢いみたいなものだった。 彼女は優しく受け止め、恥ずかしがり屋さんで、それでも情熱的に求める。 求めるは身体でない。 会ったことないので、実体を求められない立場で恥ずかしがり屋さんの彼女が自分に求めたは、愛情だった。
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