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彼女と言葉を交わす
愛言葉を交わす。
日常の些細な出来事をちくいち報告したり、聞いたり…。
何が気になるんだろう?
不思議だった。
毎日のやり取りで彼女は自分の行動を激しく感じるくらいに、知りたがる。そんな彼女に怒ったこともある。彼女は泣いて謝罪する。
いまは簡単に彼女のその知りたがる言葉が理解る。
彼女は「不安」と一緒に生活してたんだよ。
彼女は毎日の生活の中で安息を求め続け、それがことごとく彼女の目の前で砕け散る想いを何度も味わった。
そんな長い月日が彼女を不安と同居させて相手に対して、全てを知りたがり安息を求めた彼女。
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