出会いから動きを止めない歯車

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自分の成長はとても遅かった。 身体の成長は激しく早く、ゆうに5歳は年上に見られた。 幼稚園では、言葉を発すること事態が出来なかった。いつも無表情、無反応で、じっとしているばかりの可愛気のまるでない大きな子供。 小学校に入学して、途端にカンニング疑惑にあう。 あっという間にいじめられっ子になった。 小学校時代は自分を押し殺して、暗くて汚いイメージがある。 実際にそうだったけどね、今思えば。 中学は適当な生活。当時は気付かなかったけど、笑う自分に対して、前の席に座っていたクラスメイトが振り返り睨んだ。 自分は担任教師からもいじめを受けていたと後で知った。睨んだクラスメイトは「あんたのことだよ」と言いたかったんだろう。 下らない時代は生きるに値しなかった。 「自殺年齢」を決めたのは13歳の夜。 17歳…もしかしたら青春まっただ中で勿体ないかも。 区切りのいい「二十歳」完全に成人とみなされてからにしよう。 「自殺年齢」は二十歳になった。
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