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彼女は、彼といつも一緒。
いつでも、一緒。
彼氏は照れ屋で、たまにしか彼女の方を見ない。
でも彼女はいつだって彼を見つめていて、目が合うと、パッと花が咲いたような笑顔になるんだよね。
もー、堪らん可愛らしさ。
彼氏の歩調に合わせて、ちょこちょこと小走りしてついていくのも可愛い。
たまに彼がゆっくり歩いたりすると、これまた彼女の弾けるような笑顔。
彼女が私の癒しとなるのに、そう時間はかからなかった。
...あれ?私、彼女にぞっこん?
「まさかの同性愛とかじゃないよね...?!」
「ないない」
実は結構真面目にしていた心配に、間髪入れずに突っ込んできたのは真咲だ。
「彩ちゃんたらぁ、恋に恋するオトメだねぇ」
若菜も前の席から被せてくる。
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