2月:★3★ 静岡の鰻屋で #2
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私の不安に気づいたのか、耳朶に口付けながら足立が囁く。 「誰も来ないよ」 私の耳朶を軽く喰み、舌先がちろちろと弄んでいる。 足立の呼吸音がダイレクトに私の耳に響く。 卑猥な唾液交じりの音色が、感情を高ぶらせてゆく。 「知ってる? 何故、老舗の鰻屋がどこも同じように個室の作りなのか」 唐突に、足立が尋ねた。
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