2月:★3★ 静岡の鰻屋で #2

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つまりは、俺たちがしてることを、過去の誰かも、ここでしてたってこと。 そう妄想するとさ、すごく淫らな場所に俺たちいる、って思わない?」 吹きかかる息と舐め上げる舌先のせいで、身体中の力が抜けてゆく。 頽れて彼の方にしなだれかかった私を彼は受け止めた。 「あ、、、だ..ちぃ..」 背を預けたままで彼を見上げると、満足そうな笑顔を浮かべていた。 「したくなった?」
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