6月:★2★ 危険なパウダールーム

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指先を唇に当てているのは足立だった。 この時間はリハ準備か稽古場にいるはずの男が、観客側にいる。 「あ、、だち? なんでここに?」 「ああ.……、ちょっとした散歩?」 周囲を警戒するように眺めた後、私の腕を引っ張った。
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